パウダークリーニングって何?快適にメンテナンスを!
皆さん こんにちは。
岐阜市の【やぶた南歯科・矯正歯科】です。
みなさんはパウダークリーニングを知っていますか?
パウダークリーニングとは専用の医療機器を用いて行う「歯面清掃」のことです。
専用のパウダーをジェット水流で歯に勢いよく吹き付け、歯の着色汚れや口臭・歯周病・むし歯の元となるプラーク(歯垢)、バイオフィルムをやさしく落とすことができるクリーニングです。頑固な着色汚れをより短時間で快適に落とすことができます。
こんな方におすすめ!
・タバコのヤニ、着色汚れが気になる方
・ホワイトニング効果を維持したい方
・インプラント、セラミック治療をされている方
・口臭が気になる方
・矯正治療中または磨きにくい所がある方
・接客・営業職の方
・歯に優しい予防歯科、クリーニングを受けたい
歯のメンテナンスってなぜ、必要なのか?
天然歯や補綴物、インプラントなどを長期間的に良好な状態で維持するには患者さんによるセルフケアが重要です。しかし、セルフケアでは、「バイオフィルム(歯にこびりついた細菌の塊)」の除去は困難です。バイオフィルムは抗生物質や防腐剤を通さない強靭なバリアで覆われているため、歯ブラシやデンタルリンスで除去することが難しいためです。そこで歯科医院によるメンテナンスを代表とするプロフェッショナルケアが必要となります。
バイオフィルムとは
歯周病菌やう蝕細菌の集合体をプラークといいます。これらが口腔内に長時間留まっていると、口の中にいる細菌は自らが作り出す菌体外多糖(グリコカリックス)によってバリアーを張ります。このバリアーに守られている細菌の集合体は直接歯面に付着できない菌も他の菌の仲介によって存在することができるようになります。お互いに協力、拮抗し合うことで細菌の共同体は安定状態となります。細菌は、このバリアーの中にいる限り細菌は攻撃しようとする宿主の白血球や抗体などから自らを守ることができるのです。これをバイオフィルムといいます。
なぜ除去しなけらばならないのか
歯の表面にバイオフィルムが出来てしまうと歯のエナメル質が唾液に触れなくなり、唾液による洗浄作用がなくなります。そのため、バイオフィルムで守られた内側は細菌が繁殖しやすい環境になり虫歯や歯周病の原因となってしまいます。歯周ポケット内部でバイオフィルムが増殖すると細菌を攻撃する白血球や抗体が登場しますが、細菌はバイオフィルムのバリアーで保護されているため、それらの攻撃は受けません。逆に白血球の産物による病原因子や内毒素により歯肉が破壊され歯肉の炎症はさらに拡大します。
どうすれは除去できるのか
バイオフィルムは抗生剤などの化学療法には抵抗性を持っているので、歯ブラシや超音波スケーラーなどの機械的な破壊と除去が必要です。しかし、歯周ポケット内には歯ブラシが届かないので患者さん自身でバイオフィルムを除去することはできません。そこでポケット内に届く機械的な道具が必要となるため、専門家によるプロフェッショナルケアが重要です。その効率的な方法としてパウダークリーニングをが注目されているのです。*深すぎる歯周病ポケットの場合は適応できない場合があります。
パウダークリニックをご希望の方はやぶた南歯科・矯正歯科へ
やぶた南歯科・矯正歯科ではお口のメインテナンスのオプションのひとつにパウダークリーニングをご用意しております。従来のメインテナンスよりも、ご自身の歯の色に戻り、艶やかな輝きになります。ご興味ある方はお気軽にお越しください。
やぶた南歯科・矯正では、予防歯科に力を入れています。