入れ歯が臭くてたまらない。その原因と対処法
こんにちは。
岐阜市の「やぶた南歯科・矯正歯科」です。
「きちんとお手入れしているはずなのに……」
入れ歯のニオイでお悩みの方はいらっしゃいませんか?
今回は、入れ歯が臭う原因と、その対策についてお話します。
【1】入れ歯に汚れが付着したままになっている
お食事をすると、入れ歯と歯や歯ぐきの境目に、食べカスが溜まります。
食べた後に入れ歯を長時間洗わないでいると、ニオイが発生します。
お食事で入れ歯を使用したあとは、外してブラシで洗うようにしましょう。
洗う時に研磨剤入りの歯磨き粉を使うと、入れ歯の表面が傷ついてしまうので、使用は避けてください。
【2】入れ歯のプラスチック部分にニオイが染み付いている
特に保険診療内の入れ歯では、そのほとんどの部分が歯科用のプラスチックで作られています。
入れ歯が古くなるほどプラスチックがお口の中のさまざまなニオイを吸収し、染み付いてしまうのです。
入れ歯洗浄剤などを使って消毒・除菌すると、ニオイをつきにくくできます。
【3】入れ歯周辺の歯のトラブル
部分入れ歯では、入れ歯を固定するために周囲の歯に留め具を掛けます。
留め具と歯との間に食べカスが溜まりやすいため、そこにむし歯や歯周病が起こりやすくなります。
むし歯や歯周病が原因で口臭を発することがあります。
留め具のかかる歯は、周囲に汚れが蓄積しやすいため、歯の周りを特に念入りに磨くようにしましょう。
入れ歯は、使っていくうちに合わなくなってくることがあります。
たとえ問題なく使用できていても、半年に一回程度は入れ歯のチェックを受け、異常や不具合がない状態にしておきましょう。
また、残っている歯のケアを定期的に行うことで、むし歯や歯周病を予防することもできます。
ニオイ対策だけでなく、お口の健康を守る意味でも定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。
当院では、半個室と個室の診療室の両方を完備しておりますので、ニオイなどのデリケートな内容も安心してご相談いただけます。
お口の困りごとは、なんでもお気軽にご相談ください。